2020/07/19 07:39

初めて外国へ行った昔話 -ポケモン卒業編-

自分は、一体、何をやっているのだろうか。 真夜中の空港で、ベンチに座る為に、カナダくんだりまで来たのではなく、ジャマイカを知る為に、相模原を出てきたはずだ。 何度も、何度も、同じような事を...

2020/07/19 07:19

初めて外国へ行った昔話 -ナルシストの豚野郎編-

煙が景色に溶けた頃、背後から人の気配を感じて、振り向いてみると、1人のブタ野郎が、どうだ、見たまえと言わんばかりに、格好を付けて立っていた。 エアカナダで、隣の席に座っていたブタ野郎ではない、...

2020/06/27 21:10

良い事を教えてあげよう

 帰宅ラッシュに巻き込まれる事もなく、また、特別に急ぐ事もなく、優雅に、ゆっくりと家路を行けば、道中の空き地に侵入して、紫蘇採集をした後、ゴマダラカミキリの、青味掛かった美しさを堪能できた。&nb...

2020/06/24 10:13

微弱なる永遠の知力

 世間様が、クラウドファウンディング、クラウドファウンディングと、コロナ騒動の波に乗る水面下では、藻屑に散った、無数の情熱家の屍が存在する。それに、クラウドファウンディングと横文字を並べている...

2020/06/22 00:49

初めて外国へ行った昔話 -トロントの長い夜編-

 遂に、生まれて初めて、外国へ来た。 1人きりだというのに、盗難も、怪我も、ハイジャックも、墜落事故も無く、まともな状態のまま、大きな、綺麗な空港の中に立っている。 一先ず、世界地図や...

2020/06/19 08:37

初めて外国へ行った昔話 -虚ろの白い世界編-

大きな揺れと共に、光の中へ戻ってきた。 外の嵐で、飛行機が揺れ動いている。 携帯電話を実家に置いてきたせいで、時間が分からないから、勇気を振り絞り、遂に、隣のブタ野郎へ話し掛けた。 『...

2020/06/14 22:04

初めて外国へ行った昔話 -エア・カナダ編-

 暖かい風が頬を撫で、青く、柔らかな草木達が囁き掛けてくる。 『ここは、幻想の世界であり、憧れの理想郷です』 嘘だ。 それは全部、嘘だ。 全部が嘘で、そこにあるのは、黄金色の草...

2020/06/14 21:40

初めて外国へ行った昔話 -日本出発編-

以前(アメブロ時代)、ジョメイカに行った話のブログを作ろうとしたら、プロローグが長すぎて、始まらなかった事を、君たちは覚えているかい? 覚えていないよな。 ざっくばらんに、粗筋だけ説明すると...

2020/06/11 23:25

魔界塔士 Sa・Ga

 休日だから、久し振りに、暇な時間を作ってみた。 暇な時間と言っても、掃除や、片付けが残っているし、結局、こうして、誰も読んでいなさそうなブログを作っていたり、この先の事を考えていたりする...

2020/05/23 01:21

地獄の4連勤

 4連勤後、4連休の1日目は、ドライブがてらに必需品達を買い集めたし、2杯のブラックで締めくくろう。 働き者の多い日本では、4連勤なんて連勤のうちに入らないし、そもそも、休日の無い職種もあ...

2020/05/12 23:14

どうか問うなら心が込められているかどうか

作品として、初めて描いた絵は、アルバム【DROSSIE JEM】に同封されたブックレット内の、見開きページに掲載されている物で、カワセミとミニ薔薇が目立つ、絵画番号1番の【甘え上手】だ。 芸術に説明...

2020/05/07 23:39

風の唄 2020

隔てていた社会との関わり合いを、久しぶりに取り払ってみて、自分が、お年寄りになった時、暗いお爺さんや、怒りっぽいお爺さんにはなりたくないなと思った。 さて、みんなは、元気にしているのだろうか。&...

2020/04/24 11:19

散るよりも枯れる方が性に合うかな

歩いて、歩いて、ボロボロになっても歩いて、動けなくなっても、気持ちだけは歩き続けて、誰もいない場所へ辿り着いて、やっと、ここが、出発地点だって事に気付いた。 ダンスが全部潰れて、先が見えなくな...

2020/04/08 21:20

ナイトメアダイアリー『異国人酒場』

相模原は、普段通りの動きをしながら、一応、回っていて、特に、子供達が元気いっぱいだ。 公園を走り回り、ブランコを振り回し、退屈に支配された鬱憤を、ここぞとばかりに晴らしてほしい。 久し振り...

2020/04/08 11:57

ヒモ生活

今日は、新しい生活が始まって、1週間が経ち、出勤日かと思っていたら、公休だった。 早寝早起きを無駄にしない為に、食パンを焼き、エクストラヴァージンオリーブ油を垂らし、微量の塩を振り掛け、たくさ...