世間様が、クラウドファウンディング、クラウドファウンディングと、

コロナ騒動の波に乗る水面下では、藻屑に散った、無数の情熱家の屍が存在する。

それに、クラウドファウンディングと横文字を並べているけど、

支援・救援活動のことだから、いちいち、格好付けるなと言いたい。

死にそうな時に、『クラウドファウンディング』なんて言わないでしょう。

 

私(古いジジイ)は、いちいち横文字を使われると、苛っとするけど、

それは置いて、夢に照らされながら切り開いた道の、全ての轍を、

当然、社会は保証してくれない。

 

しかし、僅かな祈り程度の力でも、誰かの役に立つのなら、

その力を、人の為に使うのは、善い行いだと考えている。

以前は、善悪の区別がなかった私も、大人に成った。

 

私には、お世話になった、または、現在も尚、お世話になっている、人、お店、

団体、企業が、たくさんいて(あって)、既に、恩を返しきれる気がしない。

 

精神的にも、物質的にも、たくさん支えてもらっているから、楽しく生きていける。

 

本来ならば、クラウドファウンディングは、

真っ先に、地元のお店から荷担するべきだけど、

北海道・室蘭のレッドヒルに、Tシャツのデザインを渡した。

レッドヒルは、何度も呼んでくれたナイトクラブで、みんなで夕方まで飲んで、

飛行機に乗れなかったり、下のフロアの雀荘では、凍えそうな朝に、

女将さんが助けてくれて、手料理を食べさせてくれたり、

北国らしい、素敵な思い出が、たくさん詰まっている。

CLUB RED HILL クラウドファウンディング

 

裏方の話をすると、民族模様風の蘭を、下絵で描いたのが私で、

あっちゃんが総合的な仕上げを施してくれた。

建前上は、経営難の店舗を救済する為に集まった、軍資金に対する礼品だけど、

BICHO CLOTHINGとRED HILLが合同製作したのが事実だ。

 

マスクしろとか、近付くなとか、新しい常識や、エチケットが増えて、

鬱陶しいけど、私は、苦しみの中に楽しさを作る天才だ。

 

困った事が起きたら、何でも、相談してくれ。

いや、矢っ張り、面倒だから、やめて。

頑張って這い上がるか、新たなる道を切り開いて、自分の手で時代を作れよ。

生き延びて、再開したら、また、喜びを分かち合おう。

お陰様で、私は、幸せに暮らせてるからね。