介護のアルバイトを初めて、結構な甘さの、

ぬるい、ユルい生活を営んできた私も、遂に、身を固めたくなった。

 

安定した収入と、未来への保証は、家族を守る為に必要な、

最低条件の１つで、そこに、人間性が加わる。

 

そう、現在、人生最後の就職活動中だ。

 

単独で全てを賄う事も、人を使う事も出来ない私は、

人様に仕えて、生活を守るしかない。

 

ほとばしる情熱を、夢の器に注ぐだけで、未来へ、突き進む事が出来た頃は、

眠くなれば眠り、時間があれば街へ出るような、後先を考えず、

思い付きだけで動いていたけど、その日暮らしをしていた男(３８歳)も、

度重なる分岐点の末、就職活動の道を選んだ。

 

しかし、３８歳は、１８歳ではない。

 

１８歳ではないし、２８歳でもないけど、４８歳ではなく、５８歳でもない。

 

３８歳の能なしでも、きっと、大丈夫。

 

平凡な生活を手に入れるのは、とても大変な事で、

その生活を続けるのは、更に大変な事だ。

 

唄う事と同時に、寂しさも捨てて、おでこの面積も広がった、

普通以下の、駄目おじさんを好いてくれる可愛い女なんて、他にいない。

 

色々な人の中を通り過ぎて、今は唯、１人の女性を、幸せを、

守る為だけに生きている。

 

嗚呼、あと、松の事もだ。

 

こんな感じの気持ちだから、コネクションの面接に落ちたら、

第３者的な視点だと、かなり面白いだろうな。

 

その時は、その時で、笑ってくれ。

受かったら受かったで、大変そうだぞ。

 

そうだ、たまには、みんなの事を思い出してるよ。

 

音楽は、カセットテープばかり流してて、時代を感じながら、

粗さと濃さ、自由度の高さを楽しんでいる。

 

あの頃の自分は存在せずとも、希望の矢は、明日へ。

遅くなったけど、明けましておめでとうございます。

今年も、よろしくお願いします(何を？)。

あと、今年から、リディムハンターのダブを、１曲１００万円に値上げした。

 

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