2020/02/23 23:22

【たまご】
通常は、鶏のたまご、すなわち、鶏卵の事を指す。
 
たまごアレルギー体質の人間が家族内にいる場合を除き、
その出で立ちや、万能で柔軟な性質と風味の人気から、
ほぼ、全ての家庭に常備されている食材である。
 
近年では、烏骨鶏や軍鶏等を交配させた、新しい品種も人気が高く、
料理のバリエーションも豊富だ。
 
たまご自体は、抵抗力の低さ(ほぼ無抵抗)から、自然界で標的にされる事も多い。
 
たまごを産む鶏の飼育法によっても、品質は大きく左右されるけど、
希少価値が付属されていなければ、1個あたり10~65円で買う事が出来る。
 
雄は、ミキサーで地獄へ行き、雌は、たまごを産む為だけに、
牢獄へ収容されるような、闇の世界には目を背けて、
1件、気になっていた事を記す。
 
火の通っていない状態の、生のたまご、すなわち、生たまごを取り出して、
どこかにぶつけて殻を割ると、黄身と白身(卵黄と卵白)が出現する。
 
その、黄身と白身を混ぜ合わせる動作を、たまごを混ぜるとは言わず、
一般的には【たまごをとく】 と言い表す。
 
小学校へ上がるのと同時に、お手伝いを始めた私は、
リンゴやダイコンをすりおろしたり、さやえんどうの筋を取るスキルを習得しつつ、
生たまごを割るスキルに合わせて、例の【たまごをとく】スキルも習得している。
 
しかし、例の【たまごをとく】スキルの、【とく】の意味を知らずに、
例の動作を繰り返していた私は、知らず知らず、
【とく】の意味が【溶く】に近付いていった。
 
そして、たいした変化もしないまま、生たまごを溶き始めて30年が過ぎ、
遂に、大きな勘違いに気付く。
 
生たまごは、最初から溶けている。
 
特に、黄身なんて、普通に液体だし、生たまごを【溶く】必要はなくて、
生たまごは【解く】物だった。
 
封印から、【解く】べき物だったのだ。

親鳥が、たまごを解き放つ。

殻の中から、中身を解く。

今年のフキノトウは、苦めで、小さめだった。

花粉症ではない私にとって、春は、素敵な季節でしかない。

今までありがとう、冬。
また、10ヶ月後に。

 
Live Schedule
& News
 
告知

2月

29日(土曜日・夜~終電)
タイトル不明@神奈川・鎌倉(長谷) 立ち呑み処まごころ(した心)
※投げ銭方式のアコースティックライヴのみです
ダンスではありません

3月

14日(土曜日)
タイトル不明@宮城・石巻

15日(日曜日・夕方~夜)
The Message -acoustic live in my town-@宮城・塩釜 MY TOWN

20日(金曜日・夕方~終電)
some how good@東京・吉祥寺 曼荼羅(MANDA-LA)

4月

7日(火曜日・深夜帯)
タイトル不明@大阪・大阪

11日(土曜日・深夜帯)
SECRET BASE@神奈川・平塚 HAPPY MOUNTAIN BAR

25日(土曜日・深夜帯)
JAMAICAN BLOOD@北海道・室蘭 CLUB RED HILL

以上

RIDDIM HUNTER BRAND NEW TUNE
【タイトル未定】
配信延期
SORRY !!
 
RIDDIM HUNTER 2nd ALBUM
【タイトル未定】
2021年発売予定
I don't know !!

YouTube