人間は、戦いや、争いが好きだ。

 

戦いや、争いが大好きで、その為に生きている。

 

歴史に刻む名前、根深い恨みや辛み、私欲を満たす利権、自由、

正義や力の証明、愛するものを守る為、生きる為に食べる為、等々、

様々な理由をこじつけては、戦い、又、争い、

喜びと悲しみの歴史を、複雑に築き上げてきた。

 

まず、最初に記しておきたい。

 

５００年前は、日本も、戦国時代と呼ばれる内戦の最中だし、

ヨーロッパでは魔女狩りや奴隷制度も行われていた。

 

人類の歴史は、思っていたよりも短くて、その、短い歴史の中で、

悲しい戦いが繰り返されている。

 

主な理由は、人種と宗教の対立と、遺恨に基づいた社会の粛清だ。

 

ヨーロッパの白人達が、アメリカの先住民を殲滅させた後、

アフリカや中東から、黒人を奴隷として連れてきて、今のアメリカが存在する。

 

奴隷とは、お金で買った人間の事で、独自の生活を営んでいた部族を、

武力で拉致して、無理やり連れてきた人達の事だ。

 

奴隷を殴っても、指を切っても、強姦しても、殺しても、

咎められる事はない。

 

狂気的な話だけど、我々、人間も、蟻の世界のように、

近年まで、そのような蛮行を繰り返している。

 

私も、このブログには書ききれない事実や、謎の嫌悪感を持っていたけど、

人類の歴史を暴いたところで、気持ち悪くなるし、疲れるだけだから、

それよりも、数多の傷に、希望や、愛のような、光の種を埋めて、育んでいきたい。

 

人間は醜いけど、山や海を愛したり、野鳥や花を慈しむような、

美しい心も持っている。

芸術は、幻想の方が良いと思って、悔い改めた。

 

寒くなってきたから、身体を冷やし過ぎないように、気を付けよう。

１年が経つのは、早くて、長くもあった。

初雪、綺麗だなあ。