あんなにも辛かったノロウイルスの苦しみや、悲しみは、

時間の経過と共に消え失せて、あの、プリプリと肥えた生ガキを、

既に、食べたくなっている。

 

散々、嫌な思いをしても、尚、欲する事になるとは、

あのプリプリめ、厄介な代物だな。

 

運転免許証の更新をする為、警察署に出頭して、病んだ空気に潜入した。

 

何か、悪戯をしたくて、うずうずしてきたけど、我慢する事が出来たから、

大人に成ったと思う。

 

今回は優良者らしく、出頭した当日、警察署にて、

知らないおじいちゃんの講師と私、２人きりのマントゥマンで、

侘しい講習会が行われたものの、優良者の皮を被っていた私は、

まんまと眠り込み、目が冷めるのと同時に講習会は終えた。

これで、やっと、生まれて初めての黄金免許証を手に入れられる。

 

帰宅後、出窓に、断熱性素材を貼り付けたけど、効果が薄いらしいから、

矢っ張り、２重窓を作るしかない。

 

加湿器を洗って、噴霧させているせいか、昨夜よりも温かく感じる。

 

掃除をしながら、片付けもしているから、廃れていた家が、

次々とアップグレードしていく。

 

ハムスターの雲丹が、少しだけなついてくれた気がする。

 

その様子を見ていた松が、中学生みたいに、今にも襲い掛かりそうな、

危ない目をしていて、格好良かった。