まず始めに、アルバムのタイトルを説明すると、

ドロシーは、オズの魔法使いの主人公(スペルも違うけどね)ではなくて、

ドロス(DROSS)が、工業の副産物と言うか、

金属を削った際に発生するゴミ、金クズの事で、

私の出身校が、普通科と合わせて、

工業技術も教える学校(現在は廃校になりました)だったから、

頻繁に見ていた、ありふれた物でした。

 

そのドロスを、複数形の名詞として、

IESを付けた【DROSSIES】の、Sの名残が【JEM】です。

 

ジェムは、宝石のジェム(スペルも違う)ではなくて、

調べれば出てくると思うけど、中東を騒がせた某反政府組織の組の、

ごく１部の名前から引用しました。

 

当初、社会的悪名のジェム(JEM)よりも、

宝石のジェム(GEM)の方を使うつもりだったけど、

自分の中で、ドロスは、ゴミだけど綺麗だから、

ドロスとジェムが同じような意味合いになってしまうし、

直訳すると、多分、砕けた宝石みたいになって、

それは格好良過ぎて恥ずかしいと思ったし、

色気の少ない反抗的な詩も多かったし、

その中に綺麗な詩も入れたので、

結局、タイトルが【DROSSIE JEM】になりました。

 

ややこしくて、ごめんなさい。

 

ドロシージェムを翻訳すると【自由の詩集】で、

一般向けのラジオやテレビでは流せない、具体的な作品も多くて草

CDの盤面にのみ書いてあるサブタイトルは、

夢に出てきた謎の少年２人が、私にくれた液体の名前です。

 

ロンリーガール、ロンリーボーイや、花の唄から入ってくれた方々には、

驚かせてしまって、申し訳ない気持ちも、少しくらいはありますし、

本当は、綺麗な詩だけ描いていたかったけど、ご覧の有り様で林

 

アルバム制作は、思っていたよりも大変で、

特に、レコーディングに差し掛かった途端、第二次変声期が始まり、

思うように声が出なくなって、私も苦戦したし、

専属エンジニアの見崎氏にも、たくさん苦労を掛けました。

 

これから先に発表する曲は、以前の歌唱法とは異なるので、

ほぼ、別人と言うか、別のアーティストと思ってもいいかもしれません。

 

中身は相変わらずで、老化なのか、劣化なのか、

進化なのかは分かりませんけどね。

 

鼻の穴から、２ミリくらいの細いカメラを入れたりして、

専門医さんに調べてもらったけど、それでも分からないと言われて森

 

リディムハンターの名前が付く前が序章として、

これで、第一章が終わったと考えているので、

第二章も、楽しみにしていてください。

ジャケットに使用している絵(飛べる魚と飛べない鳥)とアルバムタイトルのロゴ、

同封してあるブックレットの表紙、見開きの絵(甘え上手なカワセミ)や古文は、

私が、Diego名義で描いた物を、あっちゃんが手直ししてくれました。

あっちゃんは、専属デザイナーとしても、仲間としても、

ずっと、最初から手助けしてくれているので、彼がいないと、

この小さな世界が崩壊するほど、重要な人物であり、

最も信頼している、昔馴染みの友達です。

アルバムのパッケージングデザイン、レーベルロゴ、

アパレル(BICHO CLOTHING)等々、全てのデザインとアイデアを、

何も無い所から作ってくれています。

親切で丁寧な仕事をするので、

相談事があれば、当サイトのコンタクトから連絡をください。

 

ドロシージェムに収まりきらなかった、未発表の曲達は、

当サイトのダウンロードにて、ひっそりと発表する予定ですが、

いつ頃になるかは分からなくて山

 

同じ時代に生きて、リディムハンターという小さな世界を知ってくれて、

嬉しいです。

みんなのお陰で、DROSSIE JEMが完成しました。

ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いします。

※ブックレット最終項目の古文については、説明を省略します。